割と毒舌・辛辣。
by turtle1980
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
釜石市大石地区を散歩、山菜採りを楽しんだ。
どもです。GW後半の三連休、母親の実家のある岩手県釜石市へ行ってきました。このブログでも何度か(※1)ご紹介した大石地区、母親の実家に親戚みんなで集まって「フォー!」ってな感じです。意味分からんけど。
東日本大震災による傷跡は残っているけれど、全体としては平穏を取り戻し、いつもの桃源郷のような雰囲気に戻っていました。以前ご紹介した猫たち(※1)も無事、何故か近くの家で「私ら、飼い猫よ」といった堂々たる態度でくつろいでおりました。あなどれません。
そんな中、暇を持て余したワタクシturtle1980は一人、春の気配漂う山道を散歩。普通に考えると遭難する代表的なパターンですが、ここは慣れ親しんだ場所、一人でも大丈夫、大丈夫。(←こういう考えの人がよく遭難したり山の斜面を転げ落ちる等の事故を起こします)
それにしても・・・春ですなぁ。途切れることなく聴こえてくる鳥のさえずり、時折木々の間で音がすると、鹿が警戒心たっぷりの目つきでこちらを見つめていたり。・・・本当にのどかで、心がふーっと何処かへ飛んでいきそうな。
おっと!歩いている山道沿いにはわらびがたくさん。しかもちょうど収穫時期!(わらびは多々ある山菜の中で僕が唯一分かる山菜なのです。)普段はもう遅い位の時期なのですが、今年は寒かったせいか今がちょうど採り頃。さっそく手折りつつ・・・
子どもの頃は毎年のように両親と山で山菜採りをしたものですが・・・何年ぶりだろう。久々に山菜のにおい、土のにおいをかいだ気がします。なんだか、とても懐かしい。
普段ぼけーっと何も考えていない風体で徘徊しているのは自他共に認めるところの僕ですが、今回は一応一つ目的がありまして。
・・・この場所が好きなんだぁ。ここの写真を撮りたかった。
海と、ギザギザと連なる地形(リアス式海岸ってやつですね)、そして山。今回は残念ながら天気が悪くイマイチですが、もう少し天気が良ければ、青空に白い雲を背景とした海の青さ、そして緑の山々が連なり、中心にどーんと松の岩山と打ち寄せる白波・・・本当に三陸らしい景色、だと思うのです、個人的に。
3月11日にこの海が多くの命を奪ったということは、この景色を前にしては正直、にわかに信じがたい。・・・でも、歩いていると地割れや地盤沈下などの傷跡はところどころにあり、市街地へ行けば連日報道されているいわゆる「被災地」が広がっている。・・・現実へ。
(この地割れに足を引っ掛け、両手には採りたてのわらびを抱えていたため顔面からものの見事にすっ転んでメガネをひん曲げ、Gパンの膝部分が破けるという災難に見舞われました・・・ドンくさい・・・)
でも山焼きをした際、焼け野原になった山に一番最初に生えてくるのがわらびなのだそうです。そういう意味では、転倒時に身をもって守った久々のわらびは「復興」のシンボルとも言えるのかな、なんてことを思いながら、曲がったメガネ、擦りむいた手のひら、膝が破けて血まみれのGパン姿で、両手いっぱいのわらびを抱えて帰宅。
我ながら何かがおかしい気がします。
わらびの収穫は賞賛されたものの、親戚連中に改めて「三十路越えてもドンくさい奴」という印象を強くうえつける結果となった今回の一人散歩でした。
おひたしにしていただきました、わらび。
※1
過去に大石地区をテーマに書いた記事
1月16日更新「漁村に猫がやってきた①」
1月18日更新「漁村に猫がやってきた②」
4月27日更新「岩手県釜石市・大船渡市へ行ってきました。」
・・・・・・
よろしければ一票お願いします。
にほんブログ村
東日本大震災による傷跡は残っているけれど、全体としては平穏を取り戻し、いつもの桃源郷のような雰囲気に戻っていました。以前ご紹介した猫たち(※1)も無事、何故か近くの家で「私ら、飼い猫よ」といった堂々たる態度でくつろいでおりました。あなどれません。
そんな中、暇を持て余したワタクシturtle1980は一人、春の気配漂う山道を散歩。普通に考えると遭難する代表的なパターンですが、ここは慣れ親しんだ場所、一人でも大丈夫、大丈夫。(←こういう考えの人がよく遭難したり山の斜面を転げ落ちる等の事故を起こします)
それにしても・・・春ですなぁ。途切れることなく聴こえてくる鳥のさえずり、時折木々の間で音がすると、鹿が警戒心たっぷりの目つきでこちらを見つめていたり。・・・本当にのどかで、心がふーっと何処かへ飛んでいきそうな。
おっと!歩いている山道沿いにはわらびがたくさん。しかもちょうど収穫時期!(わらびは多々ある山菜の中で僕が唯一分かる山菜なのです。)普段はもう遅い位の時期なのですが、今年は寒かったせいか今がちょうど採り頃。さっそく手折りつつ・・・
子どもの頃は毎年のように両親と山で山菜採りをしたものですが・・・何年ぶりだろう。久々に山菜のにおい、土のにおいをかいだ気がします。なんだか、とても懐かしい。
普段ぼけーっと何も考えていない風体で徘徊しているのは自他共に認めるところの僕ですが、今回は一応一つ目的がありまして。
・・・この場所が好きなんだぁ。ここの写真を撮りたかった。
海と、ギザギザと連なる地形(リアス式海岸ってやつですね)、そして山。今回は残念ながら天気が悪くイマイチですが、もう少し天気が良ければ、青空に白い雲を背景とした海の青さ、そして緑の山々が連なり、中心にどーんと松の岩山と打ち寄せる白波・・・本当に三陸らしい景色、だと思うのです、個人的に。
3月11日にこの海が多くの命を奪ったということは、この景色を前にしては正直、にわかに信じがたい。・・・でも、歩いていると地割れや地盤沈下などの傷跡はところどころにあり、市街地へ行けば連日報道されているいわゆる「被災地」が広がっている。・・・現実へ。
(この地割れに足を引っ掛け、両手には採りたてのわらびを抱えていたため顔面からものの見事にすっ転んでメガネをひん曲げ、Gパンの膝部分が破けるという災難に見舞われました・・・ドンくさい・・・)
でも山焼きをした際、焼け野原になった山に一番最初に生えてくるのがわらびなのだそうです。そういう意味では、転倒時に身をもって守った久々のわらびは「復興」のシンボルとも言えるのかな、なんてことを思いながら、曲がったメガネ、擦りむいた手のひら、膝が破けて血まみれのGパン姿で、両手いっぱいのわらびを抱えて帰宅。
我ながら何かがおかしい気がします。
わらびの収穫は賞賛されたものの、親戚連中に改めて「三十路越えてもドンくさい奴」という印象を強くうえつける結果となった今回の一人散歩でした。
おひたしにしていただきました、わらび。
※1
過去に大石地区をテーマに書いた記事
1月16日更新「漁村に猫がやってきた①」
1月18日更新「漁村に猫がやってきた②」
4月27日更新「岩手県釜石市・大船渡市へ行ってきました。」
・・・・・・
よろしければ一票お願いします。
にほんブログ村
by turtle1980
| 2011-05-06 19:05
| 東北風景・自然の生き物
つぶやき
カテゴリ
全体日常
東北風景・自然の生き物
ジャンク写真庫(仮)
絵
映画・ドラマ
本
音楽
政治・経済・社会
2011.3.11東日本大震災
自己紹介
★ケータイ★
●旅行記●
ローマ 2003.2.15~17
フィレンツェ 2003
ヴェネツィア 2003
ミラノ 2003
パリ 2003
ソウル 2008
名古屋2009
五所川原立佞武多2010
新潟・長岡2011冬
未分類
★「写真素材PIXTA」様内にて、様々な媒体でご利用いただける写真素材の販売を始めました。
2010.8.31
★ブログランキング参加しました。ぽちっとお願いします♪
★連絡先
turtle1980@excite.co.jp
以前の記事
2012年 11月2012年 10月
2012年 09月
2012年 05月
2012年 03月
more...
フォロー中のブログ
日本の行く末今日のお楽しみ
みえない
エゾロック参加準備記'17
山崎絵日和 黎明編
掬ってみれば無数の刹那
マイ・ファニー・タクシー
快適な毎日を ㈱ヨシダイ...
not found
好古
週間山崎絵日和
Precious*恋するカメラ
糸巻きパレットガーデン
ふみや☆事件簿 沈黙の要塞
オルガニスト愛のイタリア...
万年筆でサラサラ落書き