割と毒舌・辛辣。
by turtle1980
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「ピカソ展」
昨日、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「ピカソ展-幻のジャクリーヌ・コレクション-」を観に行ってきました。
以前、イタリア・パリを旅行して様々な美術館を観てまわった時も思ったんですけど、やっぱ現物は違いますね、迫力が。
たとえば、ルネサンス時の絵画。目の前に、500年も前の人が描いた絵が目の前にある、それだけでも驚きなのに、顔を近づけると、そこに筆を走らせ、絵の具を盛り重ねている様子がはっきり分かる・・・それって、スゴイことだと思いません??まるで、絵に命が吹き込まれた痕跡のようで。まぁ、現実には何度も修復が重ねられてるんでしょうけど、それでも、ねぇ。
まぁ、今回の観に行ったピカソはつい最近まで(と言っても、30年くらい前ですが)生きていた画家ですけれど、そういう“現物”を目にするチャンスってのは、・・・ちょいと見逃せない!
で、観に行ったわけなんですが。
感想を一言で言うと、・・・“ピカソ”と聞くと、反射的に「ゲルニカ?」と口に出てしまう程度の知識しかない僕が軽々しく言うのもどうかと思うんですが、ちょっと怖いな、と。
「ゲルニカ」みたいに、人間を抽象的に、簡略化(と言うと、ちょっと違うような気もしますが)して描いた作品が多かったんですけど、その絵の中に、その人物の“本当の姿”を写し出されているみたいで。人間、誰しもキレイなところだけじゃなく、汚い部分もあるわけで、その「精神的ないびつさ」みたいなものが、色彩的な意味でも形態的な意味でも、はっきりと、目に見える形で表現されてしまっているような。人間、僕も含めて、そういう精神的な汚い部分や人に見せたくない部分、それをさらけ出されてしまうことほど怖いことってないんじゃないか、と。そして、それを暴くことで生まれた作品、・・・その“怖さ”を、感じてしまいました。
・・いや、でも僕、絵を勉強したわけじゃないので、実際のところはどうなのか分からない、もしかしたらモノスゴク見当はずれなことを書いてるのかも知れないですけど、・・・これが、僕の率直な感想。
そんな中で、一つ、印象に残った作品がこれ。
「接吻」というタイトルのついたこの作品。
怖さを感じつつも、ホッとさせられる、癒されるような気がしました。
自分で書いてて恥ずかしくなるんですが、勇気を出して書こう。
人を好きになって、お互いに愛し合う、それはまるで色鮮やかで華やかで・・・でも、それは時間が経つにつれて、だんだんと色あせていく・・・でも、その二人がお互いに愛し合ったことってのは、間違いじゃない・・・その“事実”を永遠に、残しておこう・・・そういうコトを思いました。言うなれば、二人の愛の“石碑”のような。
うわ!恥ずかしい!書いてて恥ずかしいぞ!
でも、このピカソ展を観て、一番印象に残ったのはこの絵だったりする。
気に入ったので、ポストカードを買って来ました。
この「ピカソ展-幻のジャクリーヌ・コレクション-」、新宿にて、10月24日まで開催中。
よろしければ、行ってみて下さい♪・・・・・・別に、主催者側の回し者じゃないですが(笑)
以前、イタリア・パリを旅行して様々な美術館を観てまわった時も思ったんですけど、やっぱ現物は違いますね、迫力が。
たとえば、ルネサンス時の絵画。目の前に、500年も前の人が描いた絵が目の前にある、それだけでも驚きなのに、顔を近づけると、そこに筆を走らせ、絵の具を盛り重ねている様子がはっきり分かる・・・それって、スゴイことだと思いません??まるで、絵に命が吹き込まれた痕跡のようで。まぁ、現実には何度も修復が重ねられてるんでしょうけど、それでも、ねぇ。
まぁ、今回の観に行ったピカソはつい最近まで(と言っても、30年くらい前ですが)生きていた画家ですけれど、そういう“現物”を目にするチャンスってのは、・・・ちょいと見逃せない!
で、観に行ったわけなんですが。
感想を一言で言うと、・・・“ピカソ”と聞くと、反射的に「ゲルニカ?」と口に出てしまう程度の知識しかない僕が軽々しく言うのもどうかと思うんですが、ちょっと怖いな、と。
「ゲルニカ」みたいに、人間を抽象的に、簡略化(と言うと、ちょっと違うような気もしますが)して描いた作品が多かったんですけど、その絵の中に、その人物の“本当の姿”を写し出されているみたいで。人間、誰しもキレイなところだけじゃなく、汚い部分もあるわけで、その「精神的ないびつさ」みたいなものが、色彩的な意味でも形態的な意味でも、はっきりと、目に見える形で表現されてしまっているような。人間、僕も含めて、そういう精神的な汚い部分や人に見せたくない部分、それをさらけ出されてしまうことほど怖いことってないんじゃないか、と。そして、それを暴くことで生まれた作品、・・・その“怖さ”を、感じてしまいました。
・・いや、でも僕、絵を勉強したわけじゃないので、実際のところはどうなのか分からない、もしかしたらモノスゴク見当はずれなことを書いてるのかも知れないですけど、・・・これが、僕の率直な感想。
そんな中で、一つ、印象に残った作品がこれ。
「接吻」というタイトルのついたこの作品。
怖さを感じつつも、ホッとさせられる、癒されるような気がしました。
自分で書いてて恥ずかしくなるんですが、勇気を出して書こう。
人を好きになって、お互いに愛し合う、それはまるで色鮮やかで華やかで・・・でも、それは時間が経つにつれて、だんだんと色あせていく・・・でも、その二人がお互いに愛し合ったことってのは、間違いじゃない・・・その“事実”を永遠に、残しておこう・・・そういうコトを思いました。言うなれば、二人の愛の“石碑”のような。
うわ!恥ずかしい!書いてて恥ずかしいぞ!
でも、このピカソ展を観て、一番印象に残ったのはこの絵だったりする。
気に入ったので、ポストカードを買って来ました。
この「ピカソ展-幻のジャクリーヌ・コレクション-」、新宿にて、10月24日まで開催中。
よろしければ、行ってみて下さい♪・・・・・・別に、主催者側の回し者じゃないですが(笑)
by turtle1980
| 2004-10-18 00:58
| 日常
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